現実と妄想のボーダーレスブログ

好きなことや嫌いなことを好きだ嫌いだと言うブログです

誤用と適応/順応

日本語ってほーんとに難しい。

多分諸外国言語のネイティブの人たちの習得率より日本人の日本語の習得率は低い気がする。というより下がってるような気がする。

 

結構前に「〜せざる負えないじゃなくて〜せざるを得ないだし、永遠とじゃなくて延々とだから云々」みたいなツイートをしたんだす。

これは明らかな誤用で正直僕は許せないんだけど、上から言わせてもらうと読みに関する誤用なので日頃文章書かない人からすれば気づきにくいからまだ許せるかもしれん。

今回取り上げたいのは、日本語は時代に則した言語である、ってこと。

僕は身近な例しか出せないのでご容赦ください。

「一択」って言葉を使ったことはあるでしょうか?ちなみに今変換は一発で出てきた。

これ実は辞書に載ってない言葉らしいんだよね、大分前の記憶だからもう載ってるかもだけど。ただその当時も普通に使われてたなぁと思う。

「二択」は載ってたんだけど「一択」はなかった。じゃあなぜ使われてたって、それ以外に適した言葉がないから。もはや新語と言ってもいいくらいだと思う。

日常において正しいと思って使っている言葉は、僕らが生まれる前、先人が何かを参考にしたにせよしてないにせよ考えて生まれた言葉だと思う(ちょっと歴史は中学の時1をとったことあるから調べたくないので勝手に調べて欲しい)。結局人が作ったものなので、あらゆる事象や物に呼び名がつけられてるとは到底思えない。ましてどんどん新しいものが生まれていく世界なんだから、それに名前をつけていくのは当然で自然だ。そうやって生まれた言葉をあたかも先人を崇拝するみたいに切り捨てるのは間違っていると思う。そして現に意識的か無意識的か、そう思っている人がいるからこそ新語は定着していく。タピオカとかナタデココとかアロマカリスとかなんかそういうやつ。

言語は人が話すのだから、人の価値観や文化が変わる以上柔軟であるべきだと思う。逆に言えば言語は一つの文化であって、それを縛ることは人を縛ることに他ならないと考えている。

 

長い上に堅苦しい文章だったけど、真面目な内容だったので堅くならざる負えないね。

はい池田アウト タイキック